片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

若いお師匠さん

近くの大学の学園祭に誘われて行ってみた。

若い大学生をこんなに大勢見たのは久しぶりで、身近に若い人たちを見なくったかを感じる。

どれだけ高齢化社会になってきたのかを実感する。

意外と大学生の皆さん古風で奥ゆかしいというか、保守的というか、辛気臭いというか、そういった趣向のサークルが多いのが以外であった。

華道・茶道・書道・囲碁などなど。

あと社会問題や福祉のためのNPO活動など地道なサークル活動があった。

私の10代20代の頃と比べると誠に堅実で他者の痛みを理解できる、思いやりのある学生ばかりなのは世の中が進化と洗練がされてきたせいだろうか。

むしろ私のような年寄りは心が狭く、疑い深く、利他の精神が薄い。

学ばなければ....この若い人たちが先生で、お師匠さんで、ずーっと先進的な場所に行っているのだ。

昔取った杵柄の経験値も古い道具になってしまい、これからは若い学生様にお金をはらってでも家庭教師をお願いしたいと思う



静かな情熱で、地味にコツコツと新しいより良い世界の空間を作ろうとしているのを応援したくなる。ピウプより。