片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

介護同志

私の世代は人生の中で一番役回りが多くなる、もしくはある日を境に急に少なくなる。

MAXでは子供を育て、仕事も責任が重くなり、親の介護も関わってきて、時間という時間はほとんど自分以外の何かに傾けている。

このままで行けるだろうか、優先順位はどうしても家族を優先せざるを得ない。

先日NHKクローズアップ現代で介護離職についての実際のケースを紹介していた。

私も全てが重なって大変な時期は1日の交感神経がバリバリであった。

親の変調について何か知らあるのでいつ何時でも電話には出られるようにしていたが、皮肉なことに仕事でトラブルがある時に同時に親の問題もバッティングしてしまうことがあった。

そういう状況で常時臨戦態勢モードになってしまう。

このままではいつかダメになってしまうかもしれない危機を感じながらも一日一日をやり過ごす。

こんな時に一番大切なのは同じような環境で介護をする人だろうと思う。

私も介護をする友人と励ましあいながら情報を交換しながら行っていけたのが一番の心の助けになった。

この苦しい状況を理解してもらえるのは同じ臨戦モードである同志ということだろう。

 

介護歴20数年のその友人のお母さまが先日亡くなった。戦い済んで日が暮れて。ピウプより。