片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

カオスの中で身に着ける力

タイは国境に隣接した国が幾つも存在しているので、移民については大らかな政策のように感じる。近隣諸国の中ではダントツに経済的にも成長・安定しているので、職を求めて出稼ぎが集まってきても当然だろう。現在の日本と比較して考えると羨ましいようなコスモポリスラオスカンボジアベトナムミャンマー・中国と多様な民族が集まる。ほかにも少数民族が共存している。

日本は隅々まで潔癖すぎて、混沌とした、いい加減さ、不潔、乱雑さがなさすぎる。他国アジアの市場を感じるような、ごった返した何でもありな感じがなく、無色透明な綺麗さ、清潔さが、たまにひどくつまらなく感じるときがある。昔昔の日本もそんなアジアの生々しさがあったと思うが、日本国外のアジア行くともっと迫力のある生命力むき出しの恐怖に似たような何かを感じる場面がある。自然界も都会の暗部も危険な場所へ簡単に入ることができる、境界線が無い、というか放置してある状態なのだ。気が付かないうちに日本は過剰に守られすぎているのだろう。安心安全なのだが危険に対する免疫力も不潔に対する免疫力も低くなってしまう。

象の食べ物づくり

もう純潔な身内だけで日本を維持するのは不可能なのだから、移民難民を受け入れる寛容で柔軟な法律が生まれて、新しい東アジアのコスモポリスになれれば、もっと面白い可能性が出てくるのではないだろうか。ピウプより。