片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ジャングルからメトロポリスへ

エナジーフリーの川の上の宿も2日目の晩。jジャングルのこの宿にも体が馴染んで、この太陽中心の時間の流れの暮らしも心地良く感じられるようになってきた。明日はここを去ると思うと寂しいけれど、またバンコクの喧騒と日常に復帰するだけのこと。この風景と空気の匂いと自然の音ををいつまでも記憶の中に留めておきたい。また同じような夜の闇がきて河の音を間近に聞きながら床に就く。そして朝は鳥達のオーケストラで目が覚める。おとぎ話のような生活を堪能しきって街にかえる。

道中ガイドさんがタイの移民について身近な雇用現状を教えてくれた。ミャンマーの人は真面目な働き者で多くの企業が優先的に雇用しているという。ラオスの人は女性は働き者で男性より雇用率が高いとか、カンボジアは体力のある人が多く肉体労働者に従事しやすいとか。いくつもの国に囲まれたタイならではのことで、バンコクは東南アジアのコスモポリスだ。私はもっと南国の人たちはのんびりしているイメージであったけれど、ひたすら黙々と働く姿が目に付く。それでも決してセカセカしておらず、リラックスしたペースなのが感じがよい。そしてあの笑顔はしっかりと地顔でできているのがタイの人。真似のできない美徳。

廊下のテーブル

ジャングルと都会のコントラスト、まるで一日で世界がスイッチのように変わる。ピウプより。