片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

非生産的な一日

今日はお天気も良く緑がそよぐ爽やかな日だった。

そんな日だというのに何もやる気が起きないのは疲れが溜まっているのだろう。

食器も洗いたくないし、掃除もしたくないし、料理を作る気もしない。

自分が思っているよりももっと疲れが深いのだろうと思い、自分に何もしなくてよい許可を出すことにした。

今日という日は計画もなにもせずに思いつきだけで過ごし、気の向くことを気まぐれにやってみよう。

今は自由の身分なので自分の意のままにスケジュール変更が可能なのだ。

眠くなったら昼寝もするし、見る気もないテレビをつけてみたり、取れかかっていたボタンを付け直したり、おなかが減ればやさがしすれば何かしら食べ物が見つかるのでそれを食べる。

何度も見た昔のドラマをもう一度見てみたり、いわゆる非生産的で受け身なことだけをしたいのだ。

誰も文句を言う人はいないので気が楽だ。

何をしていたのか分からないような日だけれどそんな日も必要な人生。



動物園の動物達はそんな毎日なのかもしれないと思うとそれは気の毒だ。ピウプより。