片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

画家と太陽

昨日の寝付きは良くなかった。いつもなら疲れ切って体の方が先に眠ってしまって脳は体に引っ張られるように眠るのに。脳が元気すぎると寝付きが悪い。昨日は天気も曇っていたので太陽の光を浴びてセロトニン摂取に乏しかった。太陽の時間が少ない冬の曇り日。太陽の薄い北欧の人たちは不眠症が多いのではないだろうか。太陽の光に飢えて、彼等は夏の太陽を喜び、裸でタップリと日光浴する。エドワルド・ムンクノルウェーの画家で叫びが有名な画家。セロトニンが不足してしまえば、夜も眠れずあの絵のような不安症の状態に陥るのだろう。あの絵を見ると睡眠は大切だと思う。私は徹夜や眠れない日の翌日は脳も体もほどんど使い物にならない。1日が無駄になってしまう。体も思考も停止してしまい、そんな一日でも疲れ切って叫びで叫んでいる人の気持ちがよくわかる。一方、太陽の時間が長い場所に住む人たちは一般的に明るく元気で睡眠不足の人や神経症の人は少なそうだ。印象派といわれる画家たちは太陽の光を求めて南へ移動して行った。

ポール・ゴーギャンは南仏でゴッホとルームメイトだったけれど、最終的にはタヒチまで行った。太陽を求めていたのかどうかは不明。ピウプより。