片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

空間をつくる。

昨日ヨガのレッスンでお腹の中にスペースを作るポーズがあった。お腹の中が右と左に手足で引っ張られて伸びるような感覚であった。縮こまって窮屈にしていた自分の腸や胃袋やその他の臓器がお腹の中が引き剝がされて、伸び伸びしてグルグルグルと鳴って喜んでいた。これで消化吸収の動きが取れるようだ。

じっと動かないでいれば知らず知らずのうちに体が縮んで凝り固まって行ってしまう。お腹が減ることも食べ物の入るスペースが出来ましたよ、という合図だろう。

余白、空間、スペース、余裕、ゆとり、遊びなどなど。広々と何もない空間、例えばお寺の堂内など隅々まで清められ埃の感じられない空間、ヨガスタジオの何もないただ床と壁と空気だけの場所。そんな場所に身を置くと集中力が高まり、質の良い思考や質の良い動きができる。

お腹の中もスペースができたおかげで内蔵のパフォーマンスも上々だ。瞑想で脳内もスペースを作りIQを上げていきたい。ごちゃごちゃと無駄な考えや、無駄な物体が床に転がっているとスペースが台無しだ。物心共に空間を作って新陳代謝を促したいものだ。

ごちゃごちゃしたところに暮らしたくないけれど、散らかったところも嫌いじゃない。断捨離番組なんか面白いなと思う。すっきりしすぎるのも寂しいしね。

ピウプより。