片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

10年ぶりの温泉地

草津温泉バスターミナルに直行で行くバスを近くに見つけて10年ぶりに草津温泉に行った。

バスの直行便は乗りっぱなしで草津温泉のど真ん中まで4時間掛かった。

草津など温泉地というのはどこも公共交通機関で行くのにはアクセスが便利な場所とはいえない。

10年前は年老いた両親を連れて列車とバスを乗り継いで5時間ぐらい掛かった。

年老いた両親を連れて電車やバスの乗り換えというのはテキパキ段取り良く移動しなければ彼等の体力が消耗してしまう。

あの時は父が高崎駅から見える白衣観音像を傍まで行ってみてみたいというリクエストがきっかけで、それなら草津まで足を延ばしてみることにしたのだ。

10年前とほとんど風景が変わるところのない草津温泉だ。

両親と泊まった草津温泉のど真ん中にある江戸時代からある旅館の前を通りすぎたとき、10年ひと昔のある一日のことが思い出された。

もうそろそろ両親と旅行に行けるのもこれが最後かな、と思いながら過ごした風情のあるそのお宿も変わらぬままであった。

 



今回私が泊まったのは古いマンションのような旅館。

草津温泉の色々な源泉かけ流しが豊富なのでお湯を何度も堪能した。ピウプより。