4月は新しく何かが始まるのと同時に別れもある。
一番好きなヨガクラスの先生が引っ越してしまうのでその先生のクラスは終わってしまった。
これからもずっと先生のレッスンが受けられると勝手に思いこんできたのだが、人生に突然の別れはいつも付き物なのだ。
別れの4月は何十回と通り過ぎてきたけれど慣れることはない。
そんな別れもそれぞれの成長のためには必要なけじめ時なのだろうと思う。
一緒に過ごした時間だけが永遠に残り、いつか必ず誰にでも別れ来るものなのだから。
今までの学びの場から外れてまた一からしっくりくる出会いを見つける時なのだ。
少しレベルの上の、もしかしたら私には場違いになってしまうクラスに覚悟のうえで挑戦してみよう。
うまくできなくてもマイペースで調整するくらいのことはできるようになってきた。
春は進級と卒業の季節。
スタジオに面した通りにはケヤキの並木道で4階スタジオの窓からはいつの間にか新緑の葉が風に揺れるような季節になった。ピウプより。