片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

不条理な夢

昔見た夢の続きを、忘れた頃に再び見るということが稀にある。

昨日の夢はそんな夢で、どこかを旅の途中で次の場所へ移動しようとしているのだが、色々な邪魔が入って中々出発できずにイライラしながら焦る夢。

大体夢ではいつも焦っている。

何かに間に合わない、ギリギリのところを切り抜けようとしながらも前へ進まない。

 

まさにそんな夢の感覚を表現している映画がある。

ルイス・ブニュエル監督の皆殺しの天使という作品。

パーティーに集まった人々が理由もなく何故なのかその屋敷から一歩も外に出られなくなってしまう。

どうして出られないのかが全く分からず、助けに入ろうとする人も入ることができない。

この不条理な焦りと不安が夢を見ているときの感じとそっくりなのだ。

自分が自制しているのか、それとも何かの力でフリーズしてしまっているのか。

ある符牒を見つけた女性により、その場所から解放されるのだが。。。

 

夢から覚めると不思議な感覚と臨場感がしばらく残っている。

 

夢には忘れていたような知り合いが出てきたりする。なぜそのような夢をみたのか、起きた後ボーっと考える。ピウプより。