片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

機内食のコンセプト

7年ぶりに海外旅行に出る。羽田空港出発ロビーは出国手続きで満員だ。

搭乗手続きは自動チェックインと自動荷物カウンターで済ませる。出国ゲートも自動でパスポートと搭乗券のスキャン。保安検査でのセキュリティーチェックでやっと人が対応する。出国審査もパスポートと顔認証で自動化されていた。7年前はもっと人と対面する場面が多かったように思うが、これもコロナ時代の人手不足を解消していくための変革だろう。

この3年、コロナの影響で航空会社も旅行会社も空港会社も人減らし、経費節減に取り組まざるを得なかったにちがいない。なんだか機内食も削減モードの内容。申し訳程度のお肉が乗ったご飯タップリの牛丼と刺身のつまの様なサラダ。カチカチになった太巻きずし一切れ。丸いパンとバター。この組み合わせメニューは炭水化物率が85%である。ほとんど周りの皆さん完食などせず手を付けぬままの返却でフードロス。食べ物を無駄にすることができないこの私もこんなんじゃ具合が悪くなりそうなので残した。こんなに色々出さなくても、たった6時間のフライトだし、シンプルにおにぎり、もしくはサンドイッチだけでも十分なのではないか。あるいは搭乗ゲートで駅弁屋みたいな売店を設けるとか。あれじゃ、刑務所か収容所の食事みたいで惨めすぎる。。食べたことはないけど。。

退屈なフライト時間つぶしの楽しみは機内食。エコノミーとは言え、フードロスの少ない工夫のある航空会社を目指して欲しい。ピウプより。