昨日あなたの夢を見た。ずっと会いたかったあなたに久しぶりに会うことができたので嬉しくて夢の中では手を握り締めて離さなかった。
起きた後も会えた嬉しさの余韻に浸って、しばらく放心状態でコーヒーを啜っていた。
どこか外国のホテルロビーで、ひょっと現れたあなたに私は驚きで、声も出ず嬉しくて。
たったそれだけの一コマ、断片だけの夢のシチュエーション。それだけで再会は満たされたのかもしれない。
深く追い求めたり、探したりしてはいけないような。いつか会えることだけを楽しみに待ち続ける。
夢は不思議だ。温かい気持ちになることがある。起きた後もこの夢のことを忘れないよう夢の内容を反芻しながら、そっとベットから離れる。ピウプより。