片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

欲望に訴求する食料品売り場

パンの焼ける匂いが充満している。JRの高架下のショッピングモールの1階は食料品売り場でパン屋さんはオーブンを店舗に併設してある。この小麦がバターと甘い匂いで焼けていく匂いはパンを是非とも買わずにはいられない欲望に訴求してくる。いや~ダメダメ!家には冷凍したベーグルがいっぱいあるじゃない、と自分に言い聞かせて通り過ぎる。次はお惣菜のウインドウが印象派の絵画ような明るい色合いのサラダや総菜を美しく盛り付けて、食べんかな!と言わんばかりだ。100グラム300~500円なので外食並みにお値段は張る。今日はお豆腐とミカンと卵を買いたいだけのためのにここを通るのだが、美味しそうに整列している餃子を見てしまったり、列をなして何を買っているのか気になってしまったりする。余計な欲望がでてきて心をかき乱す。スーパーに行ってもつい余計なものを買ってしまう時がある。無駄すぎる欲望を抑えるためにも買い物リストを書いておつかいに行くようにしている。

無防備に買い物に行くとなんでコレ買ったんだろう?と買い物から帰って自分が理解できなくなる時がある。空腹時に買い物にいくなって言うけれど冷静さを失うからでしょうな。ピウプより。