片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

世界堂でのお買い物

一般的にお買い物好き、って女性でファッション、洋服やアクセサリー、靴やバックなどといったものを求めに行くイメージだ。私はそのタイプのお買い物は苦手であまりデパートやショップをうろうろするのは苦手だ。

私が一番わくわくするお買い物は、画材屋さんで新宿の世界堂だ。紙のフロアは様々な紙、たくさんの種類の白い紙、厚さや表面の質感、巨大なサイズの紙から小さなサイズの紙まで一枚一枚買うことができる。この紙に透明水彩で使ったらどんなに気持ち良く描けるだろうか想像してみるだけで楽しくなってしまう。鉛筆のフロアは木の香り。濃くて柔らかいステッドラーの鉛筆は消耗が早い。なめらかな書き心地で紙になじんでゆく。シャープな硬質の鉛筆は長持ちするのでたくさんは必要なさそうだ。あそこに宝石のように鎮座ましますのは固形透明絵の具。使い心地と発色の良さを裏切らないだけのことはあるお値段だ。

何を買うわけでもなくあっちをうろうろと、こっちをうろうろあっという間に時間が過ぎてゆく。子供の頃昔おもちゃ売り場で時間を過ごしたように。

何かを作る人達ってこういう感覚を共有できるんじゃないかな。素材をみて色々作りたくなってしまう刺激。ピウプより。