片付けるのが、苦手で下手である。
かと言ってゴミ屋敷になる程でもなく、定期的に清掃・洗濯して、
ゴミは几帳面に分別し、衛生的な生活サイクルは送っている。
問題は物である。
定期的に整理整頓して一たび片付くことはあっても、
時間の経過とともに、物が片付かず、重なり、山になり、広がってゆく。
広々と物のない、すっきりした、いつ何時お客様をお通ししてもいい、
そんなモデルルームのような部屋にいつまで経ってもならない。
片付かない訳:
1.何かの作業中、いつでも作業を続けられるようにと資料や道具を
出しっぱなしにしてしまう。
2.読もうと思う本を読み終わるまで積んでおく。
3.出しっぱなしにしている物を右から左、あちらからこちらへ、
動かしてしまうことで、なにがどこへ行ったのかわからなくなる。
4.分別できないものを保留にして貯めてしまう。
5.趣味が多すぎる。
グラフィックデザイナーの佐藤可士和さんのオフィスは怖いくらい何もない。
どうやってあんなにストイックに片づけられるのだろうか?
あれだけ片付いた広い机は、イマジネーションを膨らますためのものなのか?
分かるような気もする。
白いまっさらな紙をまえにすると、ワクワクする。
鉛筆ではじめに引く1本の線に緊張と期待が膨らむ。
取るもとりあえず机の上だけでもせめて、ゼロの状態、何もない状態を維持したい。
いつでも何かを広げられるように。
あなたは整理整頓が上手だった。
物を分別し、使用頻度の優先順位をつけて、収納も丁寧にしていたね。
だから物の管理もできてたので、素敵なお部屋づくりも巧かったね。
遊びに行きたくなるようなお部屋。 ピウプより。