片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

少女マンガの心

昔の漫画雑誌にはふろくがズッシリと付いていて、なかなか買ってもらえない物だったので、お小遣いを貯めて稀に買えるのは少女時代の最高の幸せだった。

特に少女漫画雑誌のふろくは女の子の好きなものが沢山盛り込まれており、今から考えると大人であろう編集企画の方たちは、まったく少女の好むツボを心得ていたと思う。

人気漫画家のイラストの入った便箋や封筒、ノートやカードなど紙もの、小さな別冊漫画など、他愛のないものばかりだが、ふろくを挟んで縛った厚い漫画雑誌の紐を解くときはわくわくしたものだ。

リボン、マーガレット、別マ、少女フレンド、なかよし、花とゆめ、昭和どっぷりの少女漫画雑誌は今も健在だろうか?

少女漫画の必須アイテムはバラの花、リボン、縦ロールのロングヘアー、ほかにも可愛いものがぎっしり。

あの頃から時は経ち、今はずいぶんヤサぐれた大人局になってしまったが、少女漫画の瑞々しさや、ミーハーな夢の灯は心の奥深くに持ち続けている。

 

久しぶりに20代の女の子のお友達とお昼ごはんを共にした。

少女漫画の主人公と話している気分になった。ピウプより。