祭日であることを今日は忘れていた。
気づいたのは朝早く自転車で通り過ぎたオープン前のカフェに人が並んでいたから。
そのカフェは祭日モーニングを提供する店だからだ。
そのあと住宅街でたぶん80代ぐらいのご婦人に道を尋ねられた。
もしかしたら認知症で迷子になったのだろうか....と思いつつ話をよく聞くと朝の体操教室にいつも来る方が来ていないので心配になってその方の家を訪ねようと迷ってしまったとのこと。
お友達を訪ねるのは諦めて帰るというので安心した。
何かに違和感を感じることは前兆であったり、未然にアクシデントやトラブルを避けるために必要な第六感と言われるものかもしれない。
毎日の中に埋もれてしまい、忘却していくような事もこの違和感というのはシコリのように残っていてある瞬間何かのきっかけでその違和感の正体に到達することがある。
今日は違和感のない一日だった。
起こったことは記憶に残らずいつかきっと消えてしまうだろう。
冬休みの日記に書く出来事の何もない日。ピウプより。