片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

共存共栄

私が生まれて今に至るまでこの平和な国で飢えることもなく安全に生きてきた。

運が良かっただけで、自分の力に依って得たものではない。

戦争状態の遠い国では毎日の生活をするどころか、明日をも知れない今日だけを確保するだけの人たちがいるのに、安全な場所に居る私は何ができるのだろうか?

 

アラビアのロレンスを観る。

今年はアラビアのロレンスを観ることは現在起きている事と繋がる一部の経緯を知ることなのかもしれない。

子供の頃から何度もテレビ放映されていたけれど内容を全く理解できなかった。

ピーター・オトゥールの宝石のような青い目と輝くベージュの砂漠の何もない美しさだけしか感動できなかった。

今回は様々な側面から、アラブの部族のこと、砂漠の脅威、覇権国家主義について、理想と幻滅などをこの映画から学び知ることができた。

各々の立場から考えると自分利益を優先させることばかりで他者を利用する羽目になってしまう。

仲良く分け合って共存共栄ということは人間にとって一番難しいことなのだろう。

 



戦争映画とウエスタンは男性俳優しか出ない。女性俳優は群衆のみ。ピウプより。