ジェーンに何が起こったかというハリウッド映画を子供の頃観て理解はできなったけれど何故か目が離すことができず最後まで見てしまった。
分りもしない大人の人間関係の話なのにどこに興味を持てたのだろうか。
人間であれば子供であっても持つような妬み僻みを大人になるまで持ち続ける歪んだ主人公の話だったからだろうか。
最近思い出したように観るようになったのは、昔にクエッションマークだらけで理解に及ばなかった名作の映画。
先日はスタンリー・キューブリックのシャイニングを観た。
この映画を見るのは何回目だろう?
今回はこの作品を理解するのにやっと私の知識や経験が追いついてきたのを感じた。
なるほどそういうことなのね、、と色々見えていなかったことが見えるようになれるのは年を取って良かったことの一つ。
特に小説が原作になっている映画は小説ほど具体的な情報は少なく、見えるものの中から感じ取って行くことや、その時代や場所の歴史などのバックグラウンドを知っていることも大切だ。
キューブリック監督の映画は抽象的な状況やイメージの映像美があって、その中に目を凝らすことによって発見があり物語の内容理解が深まる。
スティーブン・キングの小説の映画で一番最初に観たのはキャリー。衝撃的だった。ピウプより。