片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム

デヴィット・ボウイのドキュメンタリー映画を観た。彼の映像とインタヴューを時系列につなぎ、パフォーマンス人生を追っていくことができた。ライブ映像、映画や舞台の映像など彼のようなビジュアルアーティストは数多くの映像記録に恵まれている。もう彼が亡くなって7年になる。一人のアーティストの人生の中でこんなにマルチな表現して永く活躍し全世界で良く知られた人はなかなか居ないだろう。音楽、舞台俳優、映画俳優、パフォーマンス・アート、画家、沢山の分野をクロスオーバーして表現してきた人。自身がミケランジェロの彫刻のような黄金率バランスでどこから見ても美しい人。創造的活動を絶え間なく続けて、その表現もカラフルに変えていった。レッツ・ダンスワールドツアーの頃はエネルギー爆発の真っ盛りだった。ちょうど戦場のメリークリスマスも公開されていたころ。彼の20代から40代ぐらいまでの映像がコラージュされており、映像を観ながら私自身その頃その時代の暮らしが蘇ってきて感慨に耽ってしまった。

現代、ミュージシャンも高齢化して結構お年になってもワールド・ツアーなどハードなスケジュールをこなせるのが驚異的だ。これだけ息の長い活動ができれば、彼等の孫のような人も現在進行形でファンになっていくのではないだろうか?ピウプより。