片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

カンノーリーというお菓子

映画に出てくる食べ物に興味が湧く。ゴッドファーザーで裏切り者を暗殺するときなんの前触れも前兆もなく、今冗談を言い合ったばかりの相手をいきなり殺す。そして何事もなかったかのように立ち去る。映画によるとイタリアンマフィアのやり方らしい。殺しのアイテムにカノーリーというお菓子がゴッドファーザーパート1)とパート3に出てくる。コロネ型のパイ生地にタップリとクリームが入ったシンプルなお菓子。シチリア出身のお菓子でまさにゴッドファーザーにピッタリなバックグラウンド。パート1のシーンはこれから暗殺に出かけるマフィアが奥さんにカンノーリーを買ってきてと頼まれる。裏切りものをつれてケーキショップでカンノーリーを買った後、何気なく暗殺し、立ち去る時に、”ガンは置いていけ。カンノーリは持っていく。”というセリフ。カンノーリは箱に入っている映像なのでどんな形なのか知識がなければ想像できない。なので日本語字幕ではケーキという一般的な表現だった。私の記憶ではマルベリーストリートに古いオーソドックスなイタリアンスイーツの店があったような。あそこでお買い上げになったのではないだろうか?

カンノーリ

パート3ではカンノーリに毒を仕込んで暗殺する。おさるのジョージにもカンノーリが出てくるらしいけど、もしかしたら作者はシチリア出身なのかな?ピウプより。