片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

桜と女友達と

もう3月が終わって、桜もあと一週間だろうか。5月になってしまえばピンク色から若葉色に様変わりする。毎年桜の時期には雨っぽくなり、せっかくの桜も雨に打たれて花びらが落ちやすくなる。

毎年長い長い付き合いの友人たちと一緒にお花見を頂く。例年桜の木の下で昼ご飯を持ち寄っておしゃべり大会を開いていた。コロナでこの2~3年ご無沙汰していたが、今年に限って雨の日に当たってしまい、原宿の駅前のレストランにてランチを取ることにした。

原宿の駅に降りたのは、もう5年ぶりで驚くほど大きく様変わりしていた。レストランは原宿駅に面した建物の3階で大きな広々とした窓は明治神宮の森と空だけの借景が広がっている。この窓の景色だけで心がおいしくなってくる。

ほぼ毎年この時期に他愛のないおしゃべりとおいしい料理を楽しむのは、年年を追うごとに貴重な時間になっていく。今までの膨大なおしゃべりの蓄積があっても、まだまだしゃべりたりない。毎年、桜の開花を名残惜しみながら、また来年も楽しみにして待つ。

わくわくすることを見つけるのが上手な女友達、楽しいことにチャレンジングな女友達、そのノリの良さが楽しむことの心。ピウプより。