片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

夢見る未知の食べ物

ケンタッキー・フライド・チキンを初めて食べたのはいつだっただろうか?

たしかマクドナルドより先か後か、それともほぼ同時だろうか?

マクドナルドのハンバーガーを知ったのは小学生高学年ぐらいだった。

ハンバーガーというのもポパイの漫画で見るくらいで食べたことはなかった。

家の近くにマックができたときはお小遣いをお財布に入れてドキドキしながら注文したように思う。

チョコチップのクッキーもクマのパディントンを小学生の頃読んで知った。

子供の頃外国の児童書などには当時は見たことも聞いたこともないお菓子や食べ物を食べる場面があったので食いしん坊の私の想像力を刺激して、いつか食べてみたいという夢が広がった。

私が小学生の頃はパスタという言葉はまだ無くすべてスパゲッティで、せいぜいナポリタンかミートソースがメニュー。

弟がカトリック教会にある幼稚園に通っていたのでそこで毎月発行する広報誌にイタリア料理のコラムが大好きだった。

そこには食べたこともないようなスパゲッティ料理が載っていた。

カルボナーラというスパゲッティを知ったのは小学2年生くらいで、大人になったら必ず食べようと思っていた。

実際食べれたときの幸せよりもいつの日か食べたいと思っていた時のほうがずっと幸せだったかも。

 

今は世界中の料理がレシピやスパイスなど材料まで手に入る。

食べられないのはまだ体温の残るアザラシの内臓とか?ピウプより。