長い付き合いの女友達と一緒に遠足に行った。
私世代の女性の通る道は、同じような、似ているような、それでも皆紆余曲折しながら違う道を通り、また合流したりする。
また少し落ち着き、皆一段落して、一緒に遊ぶ。
みんな美味しいものが好きで、お料理も上手で、お弁当もおすそ分けできるように沢山作ってくる。
こんな空の高い秋晴れの日に、気の置けない女友達とべちゃくちゃおしゃべりしながら、森の中を歩くのは何と気持ちのよいことだろう。
森林が作り出す新鮮な空気を深呼吸しながら、鳥たちのおしゃべりのような声が通り過ぎていく中、元気よく大きな声でおしゃべりしても誰にも迷惑が掛からない。
小学生の頃もこんな感じで遠足に行ったのを思い出した。
お母さんが作ったおにぎりや、卵焼き、ウサギりんご、を持って、水筒には麦茶が入っていた。
あの頃の小学生の時のようにはしゃいで、お弁当を食べて、クタクタになって楽しかった一日を思い出しながら眠りについた。
秋は遠足に一番シックリ来る季節。
太陽と風と空気、緑やお花がメロウな感じで融合している。ピウプより。