昔の埃のかぶった古い画材や画板を取り出して、今日はヨガのドローイングイベントに出た。
久しぶりに人物クロッキーを描く。
集まった人たちが順番に交代してヨガのポーズをとってモデルになる。
ご無沙汰だったクロッキーは最初は何ともぎごちなくて、なかなか形が取れないまま次のポーズへ移行してしまうのだけれど、だんだん自分のやり方が温まり始めて少しずつ線が伸びやかになってくる。
紙を摩擦する鉛筆やコンテの音だけがスタジオに響いて、緊張感のある、集中力が心地よい。
クロッキーのドローイングは即興の描写で伸び伸びと迷わない線を描くので新鮮な勢いがある。
絵を描くエクササイズ。
描くことによって体の形がよく学べるしヨガのポーズを学ぶのにも役に立つように思う。
コンテやパステルや鉛筆を使って思い切り絵が描けて、遠く忘れかけていたドローイングの楽しさが体に蘇ってきて、今まで忘れていたやりたかったことが、また再開できそうだ。
陽気の良い日にはスケッチブックをもって公園へいこうか、、それとも電車の中でドローイングするのも楽しそうだけれど勇気がいる。
絵を描く教室はあるのだけれど、クロッキーのできるところはなかなか見つからない。スピード感がクロッキーの命。ぴうぷより。