渋谷に寄ったついでにソウル・ライターという人の写真展を観ることにした。
50年代~70年代のNYの写真やファッション誌のグラビアを撮っていたフォトグラファー。
マンハッタンのミッドタウンの写真が多く誰もが知っている、見慣れた場所が多いように見える。
もう70年前のNYであるにもかかわらず、街の雰囲気も歩く人たちも変わっていないのがNYらしい。
イエローキャブの車種の違いで時代を感じる。
私が暮らしていたのもかれこれ30年も前のことだから、リーマンショックやらコロナやら大きなターニングポイントがあったあとは知っていた景色もだいぶ変わっただろう。
よく食べたNYピザの店や、利用したコーヒーショップ、チェーンの書店バーンズ・アンド・ノーブルはどうしたろうか?
そんなことを考えながら作品を見た。
あのカラフルな街を歩くのは飽きないし、カメラに収めたくなるようなシーンに溢れるNY.
雨の日のショットや雪の日のショットを好んでいるようだ。
雪の日は景色が一変する。雪に覆われたストリートは何丁目なのかわからなくなる。ピウプより。