片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

富士山を見に行く

富士山が見たくて河口湖方面に行った。河口湖方面に行く高速バスが新宿から一時間に一本か2本も出ている。富士急行河口湖駅はあらゆる方面からの長距離バスが乗り入れていて、駅前の待合室は外国人観光客で溢れかえっている。日本人観光客より海外からの方たちが圧倒的多数。富士山を見にくる外国の方々。今は台湾・香港・韓国の方がメインのようだ。あいにく雨で周りの景色がガスっている。富士山は全く見えない。せっかく富士山の見える部屋を予約したのだか。明日は晴れるだろうか?天気予報では曇り時々晴れのようなので運よく見れるタイミングもあるかもしれない。夜は大浴場の屋上露天風呂で富士山の方角を見るけれど真っ暗で星だけが輝いていた。一番分かりやすいオリオン座はベルトの3つ並びの星と4っつ四角に囲む星。今日の輝きはいつ頃ほしが放った光だろう。幸い翌日朝、6時ごろうっすらと、大きな富士山が現れはじめた。もう雪をかぶって輝いている。確かにこんな大きな一つの山をドーンと目の前に見るのは迫力がある。連峰ではなく独立した巨大な山。私のイメージの富士山は東海道新幹線で通り過ぎる富士山。目の前にする富士山の印象は違っていた。また見る方角によっても違ってくるだろう。

毎日この景色に暮らす人には富士山は日常だろう。観光客だけに染みる今日だけの富士山。

ピウプより。