片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

秋の焼き魚

これは冬眠の本能からくる食欲なのだろうか?やたら食べるもに執着してしまうこの秋。魚がおいしいお店がある。と言っても小さな定食やさんで、一人ふらっと入って晩酌なんぞをする人もいたりして、使い勝手の良いおみせだ。焼き魚は家のグリルで焼くのに限界がある。どうしても中がしっとり外はこんがり、皮がパリッと焼けない。家で焼く魚は中がパサパサっとして皮はぐちゃぐちゃになってしまう。上手にできる人もいるだろうけれど特に尾頭付きの青魚、サンマとかアジとかは生から焼く人はいるだろうか?家庭ではせいぜい切り身の塩じゃけとか干物の焼き魚だろう。昔、酒飲みの父のためにいつも干物がスタンバイされていた。塩じゃけのことをしおっぴきと言っていたっけ。

だから焼き魚はこのお店で食べるのが美味しくて楽。旬のおさかなのラインアップもあるし、お刺身の盛り合わせ、煮魚もある。私が好きな焼き魚は鰯。これはほんとに生から焼くのが難しい魚だと思う。身がとてもやわらかいので。

今日は赤魚の粕漬を頂いた。粕漬にすると味が濃~くなって濃厚な焼き魚が味わえるから。ピウプより。