昨日は根津にある弥生美術館へ愛しのレトロ玩具という展覧会に行った。
都営南北線の東大前駅で降りて歩く。このあたりは東京大学のキャンパスが広く、昔から変わることのない赤レンガの塀と高い樹木、そして坂道の名称も昔のままに、鉄砲坂、暗闇坂、見返り坂、見送り坂、菊坂などなど江戸から明治、大正の名残を感じる。
このあたりは日本の文化人の住居跡が凝縮・密集している。
展示は昭和を中心とした大量生産のプラスティック素材や紙などのキッチュなおもちゃがメインだった。
昔はおもちゃ屋さんが商店街にあった。おもちゃも素朴なけん玉や凧、ローセキやシャボン玉から、グライダーやプラモ、お人形やままごとセット、ぬいぐるみ、ボードゲーム。。
そんな玩具は日本の高度成長期といわれる時代に育った子供たちのノスタルジア。
オバちゃん3人組が懐かし気に思い出のおしゃべりを花咲かせていた。
レトロ女子のような若いオタクさんもいらしていてミュージアムショップでグッズ購入されていた。
こういった展覧会では観ている人たちを見るのも楽しい。
本郷界隈は立派な木造建築のお屋敷もあり、お寺も多く、何かと見所の多い散策地域。穏やかな気候になったらまたブラっと散策に訪れたい。ピウプより。