片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

エレファント・ワールド 象保護センター

川の上の宿から象の保護区へ向かう。象は大好きな動物だけれど、動物園で遠巻きに見るぐらいの接近度。触れ合うなんていうことは日本では飼育係にしかできないことだ。保護区の敷地内に入ると象がポツリポツリと見えてきてドキドキしてくる。保護区は広く象の食べる果物や草を作る畑があり、収穫したスイカの山、バナナの山があった。まずは人間の腹ごしらえで広々とした高台の吹き抜けダイニングでビッフェ。カレーや和え物やスパイシーなから揚げなど、すべて素朴で美味しい手作りのタイ料理。それではそろそろ象にお食事を出しに行きましょうということで、ピックアップトラックに乗って象さんのダイニングルームへGO。山積みされたスイカやカボチャをカットして象のお鼻にわたしたり、お口に直接入れてあげたりする。お口は意外と小さくておちょぼ口。バナナは一房単位でバクバク食べる。パワーシャベルのような鼻が繊細な動きで餌をキャッチして口に運ぶ。どの象もおとなしくてユッタリとした優しい動きで、乱暴な動きをするような荒くれ者は居ない。ナビゲーターの象使いの人との厚い信頼関係を築き、人間への配慮のある象達。

象と人間の信頼関係はタイの伝統技術で人間と象の共存共栄、平和の調和だ。ピウプより。