片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

有限な自分

友人の版画の個展に行ってきた。変わることなく情熱をもって制作に取り組んでいる姿に羨ましく、励まされた。何かしら一つのことを長い年月で取り組み続けることは誰でもできることではない。経済的自立や家族を持つことなどなど。仕事や子育て介護などなど年齢の段階でどうやっても時間と精神的余裕を捻出できない時がある。そんな中でよくぞコツコツと作品を作りためてきたものだ。

母の最期を看て観ることで自分はこれからどのように生きていこうか考えるターニングポイントになったと思う。会社生活と介護を終えて、ぽっかりと出来た時間に今まで渇望していた事を今から埋めようとしている。まずはゼロから自分を作り直そうと生活習慣から実験している。また学び直すこと1から始めようとしている。もしかしたら今までの経済活動とは違った働き方も出来るかもしれない。時間は今まで以上に加速度的に早くますます貴重になっていく。時間は意識しないと無限になるけれど私自身が有限な存在であるのだから。

穏やかで静かに積極的に瞑想的に人生を送りたい。いつかあなたに会えるよね?