片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

バンコク朝のスケッチ

バンコクは朝から熱い。昨日夜散歩した賑やかな歓楽街に朝早く起きて行ってみた。あのドンチャン騒ぎは嘘のように静まって肉体の門は閉まっていた。打って変わって食べ物屋さんの屋台がズラリと並び、人が群がっていた。おかずとご飯をせっせと詰めたものを、働きに行く人たちが次から次へと買っていく。朝ごはんにするのかしら?それとも昼ご飯?ごはんを詰めた袋を持ってバイクタクシー乗り場からどんどん出発して働きに行く女性たち。

静かな裏道に入るとからし色の布をまとったお坊様が素足でひたひたと托鉢に巡回している。どこかのホテルから従業員がたくさんのお米やおかずを持って飛び出してきた。お坊様の前でそのお布施を渡し、ひざまずき祈りを捧げている。タイの人たちの信心深さにジーンとしてしまう。建物の前には神棚のような社があってお花やお線香が盛りだくさん供えてあり、お供え用のお花のレイが街角のそこかしこで売られている。

朝の活気と夜の活気が別世界のような街。

朝の散歩を終えてホテルで食事をとる。果物の種類に驚く。果物だけでおなか一杯になりそうなので果物は控えよう。ピウプより。