片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

大道芸美術館

大道芸美術館という美術館に行ってみた。一軒家を改造して作った私設美術館の規模。内容は熱海にあった秘宝館というコレクションを受け継いで作った場末のスナックのお店を再現したような不思議な空間。実際展示フロア内に大きなバーのフロアが占められており、飲み物とおつまみが提供される。”わかめ”というバーは時計仕掛けのオレンジにでてくるコロバ・ミルクバーを彷彿させのようなサイケデリックなデザイン。それでもアジアらしく、湿度を感じるようなエログロのポスターや小物インテリアに囲まれている。バブル崩壊後の寂れた斜陽の熱海時代、秘宝館に行ったことがある。秘宝館はこの美術館より規模は大きく広く安っぽい見世物小屋の雰囲気は面白かった。この美術館は舞台セットのようなところで展示を見るというよりはあのバーで少し誰かと話しながらお酒でほっこりして帰るようなそんな美術館だろう。でも入場料で3000円で、ホテルのバー並みの価格はあまり気楽には酔えなさそう。町の気楽なスナックというところへは一度も体験したことがないけれど、今度勇気を出して入ってみよう。コロナ問題も落ち着いてきたとろこだし。

場末のスナックってどんな感じだろう?ひとりふらっと入って肝試し。ピウプより。