片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

現金ゴミ500万円

年末はごみが大量に出て回収車も清掃員の方も戦々恐々だろうと思う。ゴミの種類が年々増えているし、また地雷のようにランダムに危険なごみが分別されず入っていることもある。発火したり爆発したり、包丁が出てきたり。コロナ時代でもあり、見えない危険もあるだろう。ゴミを回収する作業員の方たちは毎日毎日大変なお仕事をされている。

なんでもゴミになる。要らないものは何でも捨てられる。お金もいらなければ捨てるられるのだろうか。今朝のニュースで廃棄処分場にて500万円がゴミの中から見つかったらしい。年末になるとこんな話が多くなる。本気で捨てたとは思えない。亡くなった方の持ち物を処分する際に見つけられなかったタンス預金の可能性が一番高い。100万づつ帯が付いていたら5~6センチの厚さの紙の束で何処かに紛れ込んでいても気が付きにくい大きさ。ましてやバラバラで束になっていなければ処分場で紙吹雪のようになってしまう。

お金は使うときに効力を発するけれど、お金の物質としての存在感に安心する人がまだまだいるのだろう。お金とは昔話にあった、葉っぱをお金にする狐のイリュージョンみたいなものなのかもしれないのだけれど。

幸せの王子に出てくる燕のような人が、本当に必要な人へそんなお金を運んでくれれば生かせるね。ピウプより。