片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

内部感覚の実年齢

わたしも半世紀前だったら、孫だけでなく不特定多数の方からオバアチャンと呼ばれてもいい年齢だろうが、人生100年時代と世の中が言って、中途半端な年寄りになってしまった。75歳を超えると社会保険後期高齢者などと呼ばれる。あとは高齢者、シニア、お年寄り、などなど。。わたしより若い人だったら私のことを名前で呼ぶに留めておくだろう、今のところは。

私は昔から第3者のお年寄りに声をかけるときは”そこの奥さん”とか”そこの旦那さん”と声を掛ける。だって孫でもないのにおばあちゃんとかお爺さんとか失礼なような気がして。もし自分がそう声をかけられたらなんとも残念な気持ちになりそうだし。

父が80歳になったとき知らない高校生に”お爺さん”と声をかけられたとき,”そうだ俺も80歳になったんだな”と実感したとシミジミと語っていた。自分の内部感覚は実年齢を忘れて、ある年齢で止まったままなのだ。

楳図かずおさんの漫画でお爺さんが若くなっちゃう、恐怖漫画”アゲイン”というのがあったな。。。ピウプより。