こどもの頃、言葉で自分の気持ちや意見を他者に伝えられなくて我ながら
毎日途方に暮れていた。
左脳の発達が遅いのか、右脳が左脳より優位だったからだろうか?
幼稚園ではほとんど喋らなかったように思う。
そんな調子では友達も出来ないし、ひとりで絵を描くのが一番楽しかった。
絵を描けば自然と面白がって友達が集まってくる。
小学生のころはディズニーのバンビの模写が好きで、うまく描けないと
バンビの背中の斑点模様がトクホンを貼った鹿もどきになって
しまったっけ。
作文も日記も大嫌いだった。一体なにを書けばよいのか?
何が楽しいのか?誰のために?苦しい宿題。
誰かが読む前提だったり、学校で発表しなけければならないと思うと
ますます窮屈になり憂鬱だった。そんな構えでは文章なぞ書ける訳がない。
何かを表現するには自分が自由な気持ちで楽しんで、表現せずにいられない
ぐらいでないとね。
今、大切な人たちに自分の思いをもれなく恥ずかしげもなく伝えたいという
情熱からこうやって文章らしいものを書けるようになってきた。
それが伝わるかどうか今はわからなくても、また書くね。ピウプより