残りはおまけだ!
親友のお父上が70歳でお仕事を引退したあとに仰られた一言。
あとはおまけだから好きなように生きるという宣言だったのだろう。
江戸弁の叔父様のオマケという言いっぷりが洒落ていると思った。
もうそれも25年も前のことでオチオチしていたら今度はそろそろ私もそんなことを考え始める年齢になってきた。
せっかくの最後のおまけの時間は思い切り未知の行動を面倒臭がらず迷わずしてみたい。
ボーっとしている間に砂時計の砂のようにサラサラとながれて、気が付くといつの間にか砂が落ち切ってしまうのは分かっている。
おまけの時間には限りがあるのだから、やりたくないことは止めて、我儘と言われても自分の為だけに優先して時間を有効活用したい。
幸い、なんにでも首を突っ込みたがる好奇心は役に立ってやりたいことは目白押しだ。
あとは健康管理も面白がりながら取り組んでいこう。
明るく聡明なおじ様の一言が今も心に残って励まし続けている。