日経新聞の国際ページの一つの記事に惹きつけられた。
森の管理・調査をする森林官という職業がドイツの子供たちの人気があるという記事。
そんな職業が存在している事すら知らなかった。ドイツの森林面積は日本の半分にもかかわらず、この職業に就く人は5倍以上だという。
ドイツらしいな、と思う。保守的にすら感じる質実剛健を保ちつつ、斬新な考えで実行する。そして共存共栄へのポリシーと意思に共感する。
ヨーロッパのに対する環境への生活人の意識と取り組みは日本よりも高いように思えるが、ドイツは際立っているように見える。生活人にその意義と目的が浸透しているようだ。地味でコツコツとした生活レベルでの小さな取り組みが活きている。
町の昔ながらの個人商店などが大切にされている。多分マイスター制度など一つ一つの専門技術を大切にして、やたら安かろう店を出さない古くからの仕組みもあるのかと思う。むやみやたらに儲かるお店が入って景観が特色のない町にならないように規制しているのだろう。
経済合理性と持続可能バランスを保つ森林官、クールで地味で高潔な職業に人気があるというドイツの子供達は素敵すぎる!
カッコイイことはバランスの取れた社会を作ること。共存共栄、美と調和。ピウプより。