舌を思い切り噛んでしまって食べることが出来ない。
しばらくは飲み物や柔らかいゼリーなど、舌を使わなくても済むような食事で凌いでいる。
食べ物を咀嚼するのには噛み砕くだけでなく、舌をつかって均等に噛めるように万遍なく口の中をかき回し、喉に送り込んでいるのだ。
舌は餅つきの返し手のように、杵が餅をつく前にひっくり返さなければ、手を杵に潰されてしまう。
お腹が減っても舌が動かせずプロティンを飲んだり、ゼリーを食べたり、もずくを飲んだり、痩せてしまいそうだ。
今日は歯医者さんの治療日。
歯医者さんが治療する前に舌を噛んでしまった事を伝えておいたが、ドクターは舌の傷をみて「随分派手な噛みっぷりですねー」とコメントしたくなったようだ。
せっかちなせいか、怪我の多い人生だったが、口の中もせっかちだったとは。
もう少し自重して食べ物をゆっくり咀嚼することを意識して食事をしようとおもう。
舌の存在について深く考える数日だった。舌の働きも労い感謝を向けよう。ピウプより。