80年代高校生ファッションの流行にリセ(フランスの女子高校生)というテーマがあった。フアッション雑誌アンアンの妹バージョン、オリーブ(20年前に休刊)というのがあって、フレンチの高校生の着こなしやそのライフスタイルも紹介しており、憧れたり真似っこしたりしたものだ。その頃丁度、ラ・ブームというフランス映画が話題になり、主役のソフィー・マルソーは十代の女の子で、このデビュー作で一躍トップアイドルになった。ソフィー・マルソーは正真正銘のリセの女の子で可愛くてオシャレ。フランスのカフェオレはデッカイ丼ぶりにコーヒーとミルクを注ぎこむ。彼女の朝ごはんはそのデッカイ丼ぶりカフェオレに、焼き立ての香ばしいクロワッサンを突っ込んで、ビショビショになったクロワッサンを頬張るのだ。えーっ!リセってすごーい、そんな食べ方をするの?と思ったが真似をしてみたくなる乙女心。でも日本人のテイストには合わない食べ方だった。カフェオレにはクロワッサンの油が浮いてしまうし、せっかくの香ばしいクロワッサンはドロドロで、どうしてこんな食べ方をするのかフランス人に聞いてみたくなった。
日本人がご飯にお味噌汁をかけて食べるようなものかしら?ピウプより。