片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

食わず嫌い

バンコクを離れて郊外に出ると高層のビルのある地方都市というものがない。バンコクの郊外になってしまえば交通手段は車中心になってくる。バンコクから小一時間で畑のが広がったり工場用地のようだったり、ポツリポツリ住居が点在したり、建物は密集していない。畑はサトウキビとタピオカの畑がメインらしい。とはいえサトウキビ畑といえば結構な高さであると思うのだけれど、見たところ膝丈ぐらい。もう収穫してしまったのだろうか?このような気候なので二毛作という話も聞く。

勝手に果物もどんどん育ってしまいそうだ。庭先にジャックフルーツの大きいのが無造作にゴロッとなっていたり、マンゴーもスズナリ状態。果物がここあそこの売店で売られている。マンゴスチン マンゴー ドリアン ランプータン ライチ 竜眼 パッションフルーツ。果物の形や色も自然のデザインが美しい。ガイドさんがしきりにドリアンを進めてくる。ドリアンは苦手だ。あの匂いがどうしてもクリアできない。くさやのような食通のための果物。それじゃ、この小さい破片だけでも食べてみて、と言うので食べてみたら美味しさに驚く。あの日本で食べたドリアンは本当のドリアンではなかったのだ。ガイドさんは知っていた。本当のドリアンは硬くて、新鮮なので日本で売られているような熟したドリアンではないので美味しいはずですよ、との事。

なんでも産地で食べるのが一番新鮮で美味しい。ドリアンのおいしさをようやく理解できたタイ旅行。ピウプより。