片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

安房小湊温泉スケッチ

海が見たくて、千葉の安房小湊温泉に行った。東京駅から京葉線に乗って上総一ノ宮まで。東京駅は物凄い人混みで駅弁売り場は身動きできないぐらい。京葉線は東京駅構内のはずれにあるので中央口から15分ぐらい歩く。東京ディズニーランドへ行く人たちでいっぱいになる。上総一ノ宮から乗り換えて安房小湊で下車。のんびりローカル線で行ってもチェックインは15時なので時間は十分余裕がある。乗りなれないローカル線は不思議な駅名が多い。東来見=とらみ、太東=たいとう、安房小湊=あわこみなと、などなど。。海沿いなので波乗りの好きな人や、釣りの好きな人や、海遊びの好きな人は聞きなれているところかもしれない。安房小湊駅前はひとけもなく、店も開いているのか開いていないのかはっきりしない店舗がぽつぽつとならぶ。

久しぶりの海の景色を堪能しながら、お湯につかれば極楽極楽。それで十分。そのうえに会席料理があった。いつものことながら懐石料理は食べきれない量。食べ物を無駄にできない私はこんなこともあろうかと朝昼を抜いていた。そしてひたすら食べつくした。会席料理などにしないで一汁一菜で十分なご馳走だ。

朝は暗い早朝から釣り人が防波堤で黙々と釣りをしている。ルアーの先にライトがついていて遠くからでも釣り糸の先のライトが弧を描いているのが見える。あの人たちはひとり釣りをしにどこから来たのだろうか?

それにしても地方から人は流出しているのを実感する。コロナの影響で観光業もやっと復旧してきたにもかかわらず十分に人手を確保できていないようだ。若い従業員は外国の人しかいない。ピウプより。