片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

埋もれている過去の発掘。

70代~80代の方たちは若いころ買い物依存的な消費をして来たのではないだろうか?断捨離の番組など見ていても、本人というより私のような子供世代が親の家を片付けることになる。

3大断捨離カテゴリーは食器、洋服、写真。開かずのクロゼットや開かずの押し入れや天袋に段ボールが、20年~30年、もしかしたら40年仕まいっぱなしで、その中にあるものさえ不明になっている。過去を発掘するように、ひとつ埃を冠った古い段ボールを開けるとタイムマシーンだ。出てくるは出てくるは、これでもかと思うほどの写真の束。使わなくなった食器が瀬戸物屋でも開けるくらいの量。(今やそんなお店は絶滅危機だが)そして洋服は昭和のドラマの衣装にでも利用できそうなデザインがよりどりみどり。

すべて記憶の遥か彼方に葬られていったモノ・モノ・モノ。特に一戸建てはブラックホール、無限にモノが詰まっている。このモノとの決別はいつ終わるのか?

 

今は今でデジタルでの写真保存だけれど、あの膨大なデータはいつだれが、消去するのか、それとも消去されるのか、考えると夜も眠れなくなっちゃうんですよ・・って子供の頃はやった漫才のフレーズがあったけど。わたしも昭和発想のセンスのままだ。

ピウプより。