今何をしているの？調子はどうかしら。
どこからどうやって手紙を書き始めればよいのかためらいながら、
もじもじしながら始めているぶん長い長い手紙になってしまうかも。
高校生だったあの頃はしゃべれども、しゃべれども尽きない毎日だったね。
随分時が過ぎてしまって途方に暮れるけどなんだか、今会っておしゃべりの
続きはできそうだよ。
だって私たちが出会ったあの高校は宇宙人が集まって通っていたとしか
思えない学校だったしね。幻のように現れて消えた高校。
あそこは本当に存在したのかしら。
今、文箱（ふばこ っていう言葉もう漢文レベルかしら？20年ぐらい前の人は
まだお手紙を書いて交流をしたので。）を整理していたら
授業中に回ってきた手紙の紙切れが出てきてひとしきり感じ入ってしまい
あの時のヴィヴィットな自分が蘇ってきた。
ほんとあの時の我らの感受性の高さと言ったら天才的なものを感じる。
どういう訳か、あなたに宛てて書いていた手紙のつもりが自分に
話しかけちゃってる。私の内部ではあの頃からずっと一緒に生きてきたので。
今日はまずはお手紙のイントロダクションのみ、
きっとどこかで読んでいてね。
また書くね。 ぴうぷより
