片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

渋谷の変貌地帯

この2年渋谷を経由して行く目的地が多い。渋谷を経由する交通網はタコ足状態。バス乗り場も選択支が多い。便利ではあるけれど使いこなすのに行き当たりばったりでは乗り換えも右往左往してしまう。

センター街を中心にした西口のビル群はここ数年の渋谷駅都市大規模開発とはあまり関連しておらず、その付近のロケーションの雰囲気はこの数十年変わらない。先日、宮下公園近くに用事があり、宮下公園の変貌ぶりに私はまたまた浦島太郎になってしまった。私の記憶によれば宮下公園はJR沿いの飲兵衛横丁を通り過ぎたあたりのやはりJR沿いの駐車場の屋根に中途半端に作ったような地味目な公園で、ブルーシートの掘立小屋が連なるホームレスのメッカであった。そんな地味なむしろ悲しげな寂しい公園が、3階建ての洗練されたデザインの3階建て公園になっていた。1階の店舗にはハイエンドのブランドショップがずらーりと並んでいる。2階3階は個性的な飲食店や衣料品のお店があって所々に人が寛げるようなベンチやテーブルがおいてある。日常的に近くを通っていても、私の記憶地域が劇的に更新されていたことに気づいた日。

時代劇になりつつある昭和

あれだけのホームレスの方々はどうやって次の住処を確保されたのだろう?不法の住居であったとしても何かしら救済はあったのだろうか?ピウプより。