お盆の墓参りは殺人的な天候下で行くのが危険だったので、心の中で済ませてしまった。
お盆のお墓地には人が集まるのでお盆に誰も来ないお墓はひがんでしまうと、誰かから聞いたような気がする。
クリスマスで一人ぼっちな感じに似ているのだろうか?
仏様がそんな俗っぽい事を思うだろうか?
今日はお墓参りに行ってお墓を掃除する。
広い広い霊園だが、11月の平日早朝だからか墓参りに来る人は誰も居ない。
雑草と落ち葉を片付けて、墓石を洗い、花を手向け、お線香をしっかり焚く。
お墓の掃除時間を通じて亡き人とのコミニュケーションがあると思う。
お参りはお花を上げて、お線香を供えるだけになってしまいがちだけれど、お掃除でお墓廻りがスッキリときれいになり、墓石もツルッと洗いたてだと清々しい気持ちが溢れてくる。
「お盆は異常気象で来ることができませんでしたが、今日は晴れてお掃除も満足にできました。」とご先祖さんに報告しながら、ようやく手を合わせることができた。
墓じまいなのか小さなクレーン車が何処かの墓石を片付けている。墓は生きている人のため。ピウプより。