片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ハードボイルドに生きるお母さんたち

女の人って何時の時代でもハードボイルドに生きてきたんだなと思う。タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きてく資格がない。レイモンド・チャンドラー。世の中のすべてのお母さんにふさわしい名言。私のおばあちゃんの世代は明治生まれであった。毎日着物を着て髪を結って竈に火をくべて井戸からお水を汲んで大きな桶で洗濯をして、繕いものをしたり、日がな一日の重労働。赤ちゃんも何人も自分ひとりで産んで育てて。江戸時代とそんなに変わらない暮らしだったのかな。母の時代は近代化して重労働は減ったかもしれないけれど、まだ社会環境が経済的自立をするのは大変な時代。子供を産んで育てるのは女の人の存在とケアがあってこそだ。現代の女性は仕事、家庭、その上介護など目いっぱい。子供のケア、ママ友のお付き合い、会社の同僚、上司、部下などとの付き合い、取引先のお付き合い、夫婦の意見方向性の合意など。果てしなく広がるお付き合いの輪。どちらかっていうと女性が包括的に動かざるを得ないでしょう。お母さんが動くのは良いけれど周りの人たちの深い理解や気の利いたサポートは重要だ。

どうか現役お母さん達を大切に優しくしてね。ピウプより。