片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

可能性を探す

会社を退いたあと、人と話す機会が愕然と減った。よくサラリーマン退職後の孤立について語られることがあるが、正にその通りになった。働いていた時は零細企業経営者であったので責任や心配事はてんこ盛り、介護に家族と目一杯だった。会社の外では会社の取引先とか同業他社の勉強会とか、仕事枠のお付き合い。利害関係の介在したお付き合いなので友人と言えるのかどうか。趣味の集まりとかボランティアとかそういった繋がりを作る精神的・時間の余裕が全くなかった。

今は一から自分を作り直そうと思っている。身体、考え方、思い癖、食習慣、なかなか自分の癖をリフォームするのは大変だ。それでもフーンこんな事もできるんだ、と気づくことがある。人間の可能性を考えると年を食っても出来ることがある。いや年を食ったからこそ出来ることもある。勇気を出して行動に起こすこと実験してみることでお得な自分を発見できるかもしれない。もともと友達作りは下手だ、と思い込んでいるのがもしれない。今更と言わず今からお友達を作ろう。いろんな所に顔を出して誰かに話しかけよう。図々しくお話の練習をお友達づくりの練習をさせて頂こう。

今日会う人とはどんな話をしようかと考えるとわくわくしてくる。人に会うことで、話すことで閉じられていた窓が開くときがある。ピウプより。