今日のヨガの先生の言葉は好きだ。その言葉はイメージを喚起・連想させるような表現が多い。目を閉じると過去の感覚に頼ろうとしてしまうという。今は今でしか起こらないのでそこに集中するために目を開く。今を新鮮に感じ、すべて今初めてすることのように。慣れるということは過去をなぞることなのかもしれない。昨日の身体と今日の身体は違うのでこれが今日の今の体の動きだ。それを味わう、確認することで新しい創造を発見することができる。
自分がここを動かすぞと丁寧に意識する動きと、なにも考えずに慣れで動く動きは、違った動きであることを確認する。ヨガのポーズはお手本というものは有るような無いような、見てマネをするということでもなさそうだ。内部から自分の意志から自分の意識から動かすということをまず優先させてみることを今日は教わった。
動いていても表面だけが動いて無理をさせていることや一か所だけに負担がかかっていることに気づけないことがある。一番効率よく体が動く方法を身体が覚えれば疲れにくく、ケガや故障もしにくい体になれる。そのために自分の体に聞いたり確かめたり、インストラクターから気づきの言葉を得る。
私は年齢的に体は退廃していくと諦めてそうになっていたがヨガを始めたことで静かな成長の喜びを楽しんでいる。
イメージする今の自分と外から見た実際の自分は全く違っている。ヨガで体を動かすとき、トランプの神経衰弱ゲームのように感じるときがある。ピウプより。