片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

そして誰もいなくなった

ニュースで山手線が自動運転を初めて運行させたと言っていた。自動運転なので全く無人なのかと思いきや、まだ運転手は自動運転の開始ボタンを押すために乗車しているようだ。これからの人手不足や人口減少のため、各業界は自動化を進めている。最近はセルフレジやら、タブレットでの注文や、ロボットの配膳やら身近にどんどん目にしている。

昔、百貨店とよばれたいたデパートに手動のエレベーターがあって白い手袋をつけたエレベーターガールというひとが各フロアを案内しながらエレベーターを運転していた。公共のバスもバスガールという人がいてやはり白い手袋で大きながま口バックから切符を売っていた。○○ガールは素敵なお嬢さんだったように思い出される。JRも国鉄と言われていて切符を切る人が改札口にいて、子供心に一日中あんなこと出来ないな、ご苦労様と思っていた。すべてが人力のノスタルジア

人が減っているのだ。コロナ時代でここ数年人はこもって動かなくなっている。住宅街はひとけがないし、子供の遊ぶ声が聞こえなくなった。子供の頃の近未来の図がどんどん具現化している。

子供の頃お誕生会を開いてプレゼントに小松左京の見えないものの影というSF小説をプレゼントされた。頭回転がよく頓智の利くあのこは田中くんだったかな。ピウプより。